グレッチがトンファーだと思ってた男でも楽しめたwaltz’19ライブレポ(7/30追記あり)

こんにちは。小田急線と申します。

はじめましての方は名前だけでも覚えてくださると幸いです。https://odadesu.hatenablog.com/entry

兼業ライターをやっています。

今回の記事は、2019年7月6日に岡山で行われたライブイベントである、

『waltz’19』に行ってきたぜレポートです。

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前置きをゴリゴリ書くので、本筋だけで良い!

って方はライブレポートに飛んでくださいね。

はじまり

イベント主催の近さん(twitter:@grasshopper_inc )から、

「ライブレポートやりませんか?」と仕事の依頼が来たのが4月のこと。

私?私がライブレポート……?

 

私、chillのこと、最近まで

 

『チルドの略。フロアが暑すぎるから冷房を効かせる』

 

ことだと思っていた人間だよ……?ていう、

言葉は飲み込んで「是非お願いします!」と返信する。

音楽用語・解釈が求められたら全力で謝ろう、

謝る練習しておこう、と思っていました。

メールでのやりとりもそこそこに、後日電話で打ち合わせをすることに。

『何故、数多くいるライターの中から、私を選んだのか?』

はその時に知りました。

 

「同い年で、誕生日が近くて、同じ頃合いにフリーランスになったから」

 

えっ……

何その理由……

 

最高じゃん……

レディコミで読みたい物語じゃん……

 

「構えずに、小田急線さんが感じたことそのままを言葉にしてください。

それが執筆して頂く上でのリクエストです」

 

私の中で火が灯りました。私、やります。書きます!

というわけであっという間に当日を迎えたのであります。

 

岡山駅到着

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やってきました岡山!

私の実家が関西なので、家族との四国旅行で立ち寄ったぶりの土地です。

天気は晴天。幸先良いですねぇ。

岡山と言えば桃太郎、てなわけで駅周りを散策していたら、

写真を撮っている外国人観光客の人たちがいたのでそっちの方へ。

やった!桃太郎いた!

 

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仲間多くない?

 

え、大丈夫?

犬、猿、雉、鳩が本家なのね、てならん?

 

会場近くのホテルを近さんが手配してくれたので、気を取り直して移動。

県庁所在地だけあって、やっぱ岡山駅ってめっちゃでかいし綺麗だな……。

やっぱ岡山を代表するでかさの建造物なんだろうな。

 

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いや、イオンモールもすげぇな?

令和の岡山城に成れるわこのでかさ。

 

私は知らない土地に来るとまず

『ここで住めるか?』ていうのを考えるんですけども、

イオンモールある時点で...住めます!住確です、なんでも賄えるので。

て考えてたらホテルに着いたので風呂入って、着替えて、出発。

 

会場到着・そして開始

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ライブ会場であるデスペラードに到着すると、近さんが入り口にいました。

なんとここで、初対面の私たち。

軽く打ち合わせした方がいいかな……?

と逡巡した刹那、欧米式ハグをしてくる近さん。

 

「……はい。というわけで、バタバタしているので中に入ってください。

記事、期待してます!」

 

打ち合わせは3秒で終了。

 

大勢の人たちが設営や準備で動き回る中、

私は紙とペンを持ち、コーラを注文し、

そうこうしている間にプレイベントの幕が上がったのです。

突然洋ドラの第1話みたいになっちゃった私。

一体これからどうなっちゃうの……?

 

飛ばさずに読んでくれた人、ありがとうございます。

ここまで読めたら最後まで読めると思います。

ここからの写真は、とら様(@tola_evergreen)に

撮影して頂きました!高円寺Cafe&Bar『とらんぽりん』の店長様で、

以前私も大変お世話になりました……!

高円寺にお越しの際は是非足を運んでみてくださいね!

 

さて、いよいよレポート開始です!

 

プレイベント『夕暮れのワルツ』

ひろし と くらげさん(@J_fish_r_Singin)

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広島からやってきた、ひろし と くらげさん。

出演のきっかけは、自身のYouTubeでの活動からという。

自身の活動を発信するツールとしてYouTubeって、

いろんな情報が短時間で伝わるし、

これからもそういうキッカケで生まれる縁があるんだろうなって思いました。

収益化ラインである、チャンネル登録者数1000人を目標にしているとのこと。

 

1000人って、実際すごい数字よな……!

だって私の地元の町の10人に1人は登録してる計算だよ?

 

めっちゃ凄いことだから絶対実現して欲しい……。

 

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小柄な身体からは想像できないほど、力強く響き渡るひろし と くらげさんの歌声。

かと思えば、“六等星”では儚い声色で歌い上げる場面もあり、表現の幅が広いなぁという印象でした。私が特に好きだったのは、アイルランドの楽器であるティンホイッスルを演奏しながら歌った“照る照る坊主”

懐かしさを包含した優しい音色と、民謡のメロディーの組み合わせが心地よかった。

歌声も演奏もめっちゃ良かった!みんなチャンネル登録するとハッピーだと思います。

 

そんなひろし と くらげさんのYouTubeチャンネルはこちら

https://www.youtube.com/channel/UCy3YQ17izEs77sS7wUjyqDA

 

 

かつ江さん(@katsu2e)

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新宿二丁目系シンガーソングライター』として活動中のかつ江さん。

元々かつ江さんと私は旧知の仲ですが、

かつ江さんの生歌を聴くのは久しぶりなので少し身構えました。

というのも、歌詞の世界観やメロディーが大好きなので、

ウルっときちゃうかもしれないと思ったからです。

現在、さまざまな媒体で配信中の“僕のような人”の演奏がはじまると、

周りの人々が思い思いの眼差しをかつ江さんに向けて、歌声に耳を傾けていました。

続けて、“イケメン国”。僕がかつ江さんをはじめて知った曲で、大好きな曲です。

変わってしまったこと・変わらないこと、それぞれの大切さを渾身のピアノで歌い上げる、めっちゃ良い曲なのでみんな聴いて欲しいです。

なんと新曲“西新宿”も披露してくれました!

歌詞!歌詞が心に刺さりまくりました。

 

「もう二度と会えないからこそ 出会いは美しい」

 

良い……。

 

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私はかつ江さんの曲を聴くと、己の変化と向き合いたくなるので、

やる気スイッチを押すために良く流しています。

お客さんたちの大きな拍手で、次の演者さんに繋がりました!

 

 

You&Iさん

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今回、音楽イベントに初出場という3人組。

1人がピアノ、2人がボーカルという編成。

ガチガチに緊張するのかな?と思いきや、

歌唱も演奏もバチバチにきまってました。すごい。

1曲目のタイトルはデスペラードとのことだったのですが、

同名であるライブハウス用に作った曲ではなく、マジでたまたまだったとのこと。

めっちゃドラマ感じるやつだ……そういう話凄く好き。

合唱コンクールの鉄板曲、“怪獣のバラード”も見事なデュエットでした。

周りの懐かしい~!歌った歌った!みたいな空気も凄く和みました。

あと、このあたりから「あ、この3人プライベートでもめちゃめちゃ仲良いな?」

っていうのが伝わってきました。

アイコンタクトが飛び交い、合間合間にこぼれる笑顔。強い絆を感じる。

かと思っていたら、次の曲は高橋真梨子“ごめんね”を披露。

選曲理由は好きだから、とのこと。それめっちゃ大事な理由だ。

いやでも振れ幅!ディズニーのタワーオブテラーばりの振れ幅よ。

困惑していた私でしたが、あっという間に歌声に聞き入ってしまいました。

めっちゃ上手いな……!

3人で歌謡ショーをやったら、多くの紳士淑女の心を掴む気がする……。

渡辺真知子とか研ナオコとかさ……絶対良いと思う……。

会場で聴いてた人もそう思ってて欲しい……。

 

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と、あっという間に1時間が経ってしまいました。

こんなに密度あるんだ、プレイベントって……!

すっかり音楽聴くエンジンがあったまった状態で、

いざwaltz’19へ!

 

 

『waltz’19』ライブレポート

HIMIKO

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演奏開始前、邪馬台国の女王・卑弥呼の謎に迫るOP音源が差し込まれる。

ライブがはじまるぞ!っていうスイッチ入るから、こういう演出凄く好きです。

そして始まる、アリアナグランデの“Problem”

開始5秒で惹き込まれる息の合った演奏と歌声。カッコイイ。

「みなさん今日は盛り上がって行きましょう!」とVo.フジイさんの掛け声で湧き上がる観客たち。あっという間に周りが「ライブを楽しむぞ」っていう空気になりました。

突き抜けた歌声のボーカルもカッコイイですし、

その歌に追随するサックス、ベース、トロンボーン、ドラム、ピアノもカッコイイ。

 

つまり全てがカッコイイ。

 

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人前で初めて歌った曲という、宇多田ヒカル“First Love”をしっとりと歌い上げるフジイさん。歳月が経ち、今のフジイさんはどういう心境で歌っているのかな……どういう景色が見えているのかな、という気持ちで演奏に耳を傾けていました。

活動の最初からずっと応援している人がいたら、

めっちゃ嬉しいだろうなぁこういう選曲。

Pharrell Williams“Happy”では観客たちの手拍子も鳴り響き、

大盛り上がりでHIMIKOの演奏は終了。waltz’19スタートとして、最高の切り出し!

 

 

PINKNOTE

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今回で3回目のwaltz参加となるPINKNOTE。

 

大人の色香漂う、魅力的な歌声……!

 

演奏中、Vo.Yakkoさんのときおり見せる穏やかな笑みが素敵でした。

軽やかに弾むメロディーに乗せて歌った松田聖子Sweet Memoriesも素晴らしかったですし、Vo.Yakkoさんの声質に抜群にマッチしていている、椎名林檎“真夜中は純潔”が流れた際には、テンション爆上げで聴いてました!

 

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演奏の節々に歓声が湧き上がり、その一方でMCはホッコリとした空気感だったりと、

ファンたちとの距離感もとても良かったです。

ゲストボーカルとしてみどりさんを招き入れ、

“Englishman in NewYork”をデュエットで歌い上げ、演目は終了。

2人の声をいつまでも聴いていたい、というような眼差しを向けていた人たちが私の近くにいました。多くの想いが、ライブイベントには込められているんだな……。

演奏も本当に良かったです。そりゃ近さん何度も呼びたくなるな……納得です。

 

 

イマエビート(@imaebeat)

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ベースボールキャップにチェック柄のセットアップで登場したイマエビートさん。

ヒップホップとかそういう……?と構えていたら、

透明感がある澄んだ歌声!高音がとっても綺麗……!

“Shiny”の歌い出しで、突然はじまるタオル配布タイム。

自作のグッズだ!今治タオルだ!

フロアは配布されたタオルをリズムに合わせて振って応援。

えっ、この盛り上げ方凄い上手いな……一体感をこんな短時間で作り出すなんて。

あとコーラスで登場していた謎の女装の方の魅力が凄かった……。

鶴山艶子さんという方らしい。大変お綺麗でした。

 

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声質が変わり、昔出せていた声が上手く出せなかった時期があったと

MC中に告白したイマエビートさん。

3年かけて発声方法を調整したそうです。すごい……。

「自分の声帯と仲良くなる」って表現がとっても印象的でした。

なんというか、イマエビートさんの優しい人となりを裏付けるというか……。

というか、めっちゃ良い人でした!

何故なら私に!岡山で有名な山珍の豚まんを!後日差し入れしてくれたから!

めっちゃ美味かったです。みなさんも岡山行った際は絶対食べて欲しいです。

イマエビートさんの周りにはきっと多くのファンがいるんだろうな

っていうのがめちゃくちゃ伝わる、心穏やかな時間を過ごせました。

私もファンになりました!

 

 

漏レル(@more30)

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DJタイムを担当した漏レルさん。

名前の由来聞いておけば良かった、めっちゃ気になるし絶対忘れない名前。

「ス!ケ!ベ!」コールから始まり、

“シャングリラ”おしゃかしゃまと繋がっていく序盤の流れ、最高でした!

DJタイム中に書いていたメモを読み返してみると、

全部グニャグニャな字になっていました。

何故なら私も踊り狂っていたからです。仕事どうした?私?

ミラーボールに反響した照明。そしてその光が照らし出す、

歯を剥き出しにして飛び跳ねる人、人、人。

カウンター席では、指で静かにリズムを刻む人。

それぞれが、思い思いの音を身体に沁み込ませている。

 

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waltz’19のコンセプトは「悲しい気分なんかぶっとばしちまいなよ」。

主催の近さんと交わした言葉は僅かなのに、

こうしてwaltzに身を置いてみると、彼の意思が音を介して伝わってくる。

跳ねて、踊って、笑って、叫んで!

悲しい気持ちなんて入り込む余地がない。楽しいぞ、ライブイベントって!

あと、途中でめっちゃ高身長のドラァグクイーンの人が、

艶やかな踊りを舞っていました。

あのめっちゃ高身長のドラァグクイーンは誰なんだろう……(のちに判明します)。

漏レルさんの選曲がどれもこれも最高で、

 

ずーっとDJブースの前には人だかりが出来ていました!

 

私も最後は汗だくでした。楽しかった……!

 

 

JYAGA(@mightyG_O_D)

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DJタイムの熱気が冷めやらぬ間にSNSの演奏をスタートしたJYAGAさん。

「こんなに近くにいるのに見ていないフリ」って歌詞が心に刺さりました。

それに、マジで良い声なんですよJYAGAさん……!

DJをつとめるzhyanpaakさんとの呼吸もピッタリ!

ゲストにadipoyさんを迎えた“Private beach”ではコールアンドレスポンスを行い、

観客との熱量のチューニングもバッチリでした。

“Beautiful Life”を演奏中、機材トラブルにより一時演奏が中断。

場を繋げるためにJYAGAさんが近況を話していたのですが、内容が

『マンゴーはウルシ科の果物だから、

触った手で下半身を触るな!まじでやべぇから!』

っていう、ド下ネタだったのも最高……。

かっこいいのに下ネタも話せるって無敵じゃん……!

ってことで、仕切り直しで“Beautiful Life”を再演。

ゲストで登場したo’takaさんと、観客大盛り上がりのなか歌い切ってました!

 

息ピッタリのステージだったなぁと思っていたのですが、

なんとこの4人、当日初めて顔合わせしたと知ってマジで震えました。

 

それまではネットのやりとりだけって……すごぉ!

 

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JYAGAさんから紡ぎ出される歌詞はグッとくるものが多く、

目を閉じて、言葉に耳を傾けていました。

自分たちの言葉を発信する場でもあるんだなぁ、ライブイベントって。

そういうことを、考えたことがなかった。色んな発見がある。

 

 

つっち(@tutti__e)

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ライブステージに単身で登場したつっちさん。

手にはギターと、口元にはハーモニカ。

ギターを演奏しながら口でハーモニカを吹いてる姿がカッコいい!

楽器を弾かない僕から見ると、2つの楽器を演奏しながら歌うなんて、

マルチタスク過ぎて尊敬……!シャウトもめちゃめちゃ良い声の“misunderstanding?”でした!歌詞の一部を岡山に置き換えて、観客からは歓声が湧く場面も。

次の曲はキテレツ大百科EDのはじめてのチュウ。な、懐かし……!

Hi-STANDARDコピーバンドをしていた頃を思い出しながら演奏していたそうです。

サビ前のギターパートに超好きなパートがあって、

(ジャガジャガジャガジャガ!)はじめて~の、チュウ!

ってとこなんですけど、文字だとマジで伝わんないのでもどかしいです。

のちほど、つっちさんに上記の好きパートを伝えることは成功したのですが、

「それ文字で伝わる!?」

と懸念されていらっしゃいました。本当に、仰る通りだと思います。

 

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“月の向こう”という曲を演奏後のMCが、素晴らしかったです。

人前で“月の向こう”を演奏したのは、実に10年ぶりと語るつっちさん。

 

「楽器って続けてるもんですね。

生活で疲れちゃうこともあると思うんですけど、続けましょう」

 

って言葉が、ずっと心の中に残っています。

楽器に限った話じゃないな……継続は力……って噛みしめていました。

最高のコメントでした。

 

傷☆天

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waltz’19のトリを飾るのは「ワンボーカル・ワンドラァグクイーン

フロントに据えた構成の傷☆天。

当たり前のように書いちゃいましたけど、ワンドラァグクイーンって何……?

あっ、漏レルさんのDJタイムで踊っていた高身長のドラァグクイーンの人って、

雄大と書いてゆうたさんって名前なんだ……!

今回のイベントで一番の爆音で演奏するギターとドラムとベース、

全力全開で歌い上げるドラァグクイーン。やっべすっげかっけ!

歌の合間、表情豊かに舞を披露する雄大と書いてゆうたさんからは、

「この夜にしか見れない美しさ」のようなものを感じてしまって、

目が離せなかったです。

Gt.ちんこちゃんの高速ギターテクが炸裂した際は、観客は大盛り上がりだったし、

演奏とパフォーマンス両方がぶっちぎってる凄い集団なんだなって思いました。

まるで最初から「ワンボーカル・ワンドラァグクイーン」が存在していたかのような

『確かなもの』を随所に感じられて、私は終始笑顔で演奏を楽しんでいました。

 

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MCもめちゃめちゃ盛り上がっていました!「こんなマスターベーションなステージ……気持ち良い!」という雄大と書いてゆうたさんの言葉もブチ上げでした。

waltzは自分たちのやりたいことをたくさん表現出来る場なんだろうなって感じました。

全ての曲が終わると、直後に湧き起こったアンコールによって興奮は最高潮に。

フルスロットルで“ドカドカうるさいR&Rバンド”日曜日よりの使者を駆け抜け、観客たちの割れんばかりの拍手のなか、waltz’19は終了しました!

めっっっちゃ面白かった!

 

 

宴のあと

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ライブイベントへまともに足を運んだことが無い私でしたが、

時間の流れはあっという間でした!

イベント初心者の私も楽しめたイベントなので、興味がある方は是非、

次回参加してみてください。

演者さんたちがさまざまな形で、

「全力で楽しんでいいぞ!今、この瞬間を!」を届けてくれるので、

何度も職務放棄しそうになりました。本当に、夢のような時間でした。

このレポートを書いている間、

「誰に向けて書く文章なのか」ということを、ずっと考えていました。

『岡山音楽イベントwaltzに興味がある人』が多分正解なんだと思います。

でも私は、音楽を多く知りません。伝えきれる言葉を持ち合わせていません。

なのに近さんは、私にライブレポートを依頼してくれました。

岡山を発つ際、近さんから「waltz、どうでしたか?」と感想を求められたのですが、

私はその時、明確な言葉を発さず、

ライブレポートを待っていてくださいと伝えました。

 

演者さんたちの音楽を通して、近さんの想いがたくさん知れたのだから、

レポートを通して、たくさんのwaltzの想いを、私は伝えたくなったのです。

 

出来る限り削らず、ありのままの自分の気持ちを伝えたくなったのです。

なので、今回のレポートは

 

『岡山音楽イベントwaltzに興味がある人と近さん』

 

に向けた文章です。読んでください。

私の超!超超超!!楽しかった!!

っていう爆発した感情を、どうか感じてください。

音楽イベントに興味を持たせてくれて、ありがとうございました!

みんな!次のwaltz、絶対行ってくださいね!楽しいので!

そしてwaltzに加えて、近さん主催のイベントは今年まだまだあるので、

是非足を運んでみてください!

 

 

ここまで読んでくれてありがとうございます。

小田急線がお送り致しました。

 

 

waltzライブレポートの反応

 

記事を投稿直後、

流石に自由に書き過ぎたか……?

これで誰も読まれなかったら近さんとどっちが

枕を濡らした写真を投稿出来るか勝負しかねぇなって思っていたのですが

 

めっちゃ読んでもらえました!やったー!

 

演者さんから感想頂けたりもして……!嬉しい。岡山もう既に行きたい。

反響を読んでいると、色んな感情や思い出が湧きあがってきました。

なので!せっかくなので!もうちょっと書きたくなりました!

近さんに確認をとると「いいよ~」とのこと。寛容!

 

グッズ

waltzの物販スペースにめっちゃ可愛いグッズがたくさん!

 

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(モデル:漏レルさん)

 

たすく(@kasper_tasu)さんデザインのTシャツは白×黒のシンプルなデザインながらとってもクール!生地もしっかりしていて普段使いもばっちり!

さとゐもさん(@desuke0110)がデザインしたメロン柄のトランクスもありました!

 

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BS365というブランドとのコラボ企画らしい。まさかの!

 

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傷☆天のvo. はっしゃんさんが、ライブの後半に着用してました。

トランクス姿で何回も足をあげるのでハラハラが有頂天……出る!出るから!

どちらも今後も近さん主催のイベントで販売予定のようですよ!

チェックしてみてくださいね。

余談なんですけど、ライブレポートを提出してから近さんに

「レポートのテイストに影響が出るからも知れないから控えてた」と、

以前さとゐもさんが描いたquiz(waltzの姉妹イベントとのこと!)レポート漫画を教えてもらいました。

 

https://twitter.com/i/moments/944909275125575680  

 

……。

書く前に読まなくて良かった~~~~~!

あぶね~~!超しっかりとしたレポート!

めっっっっちゃページ数描いてますやん……上手ぁ…。

プレッシャーで1文字も書けなくなるところだったわ。

いや、うちはうち!よそはよそ!

色んなレポートスタイルがあるということで……!

 

一筋縄ではいかなったレポート

ライブ中はメモ帳とペンを持って、演目の合間に感想を書いていたんですけど、

極度の緊張で力入れ過ぎて2本持ってきたペン2本ともペン先潰しました。

 

私……自分で自分のチカラが抑えらない……怖いよ……。

 

まだまだ演者さんが控えていたのでパニックになりかけたのですが、

デスペラードのスタッフさんからペンを借りることが出来て、

なんとかこうして記事を書けました……ありがとう……。

 

まだあります。

漏レルさんのDJタイム中に、友達が話しかけてくれて、

張りつめていた空気が和らぎました。ほっとしたのもつかの間

 

「小田さん、背中にLってシールついてるよ……?えっ、まさか今日ずっと……?」

 

私は岡山駅内のGUで調達した上着のサイズシールを、

ずっと付けたまま演奏を聴いていたってこと……?

 

GU……?私シール外してって言ったよね……?

 

と、こういうのがチラホラありながらも岡山の夜を過ごしていました。

そうだ集合写真!私右上らへんにいるんですけど、

あれも本当は入る予定じゃなかったんです。

心のどこかで「今回、自分は黒子……影の者だから……」

って意識があって、表に出ることを控えていました。

そうして友達とまごまごしていたら、

 

「あなた達も入りなよ~!みんなで撮ろ~よ!」

 

と、PINKNOTEのVo.Yakkoさんが声をかけてくれて!

Yakkoさん……学園ものドラマで絶対クラスの中心的な存在だ。良い人……!

本当に、岡山では沢山の人に助けてもらいました。

ありがとう……岡山を箱推しするね私……!

 

アフターイベント『真夜中のワルツ』

 

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熱い本編が終わったwaltzでは、

アフターイベントとしてさらにディープな夜の祭りが繰り広げられていたのです!

その名は、『真夜中のワルツ』!

私自身は人生初のライブイベント参加でクタクタだったのでホテルに戻ってしまったのですが、イベントの模様を後から入手しました!

 

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会場は、デスペラードからDENCAFEに。

あまりの盛況ぶりに、一時、会場の外まで人が溢れていたのだとか……!

 

選曲の担当は熊本のDJ Spaceyさん!

出演されてたつっちさんによりますと、

「椅子に座り、リラックスした雰囲気で楽しめる空間を演出されていましたが、

同時にさまざまなジャンルを横断したとても軽やかなフットワークの選曲でした」とのこと!

実はそこには後に続くトークセッションのテーマとも連動する意図が隠されていたのだとか…!

そのあとは、waltzで演奏したつっちさんによる、

『音楽が白と黒に分かれる前』と題したトークショーが行われました。

「音楽をもっと自由に聴こう」というテーマでのトークだったそうで、

後日、かつ江さんも「クソ勉強になった」とツイッターで感想を述べられておりました!

続いて、かつ江さんの演奏が控えていましたが、

人でギュウギュウのため演奏場所を確保できない!というピンチに!

 

嬉しい悲鳴ってやつだ……!

そこで急遽、2階を解放してライブを行ったそうです。

深夜のかつ江さんライブ、どんな感じだったんだろう……!

次はドーピングをガンギメしてwaltzコンプリートしてみせます!

演者のみなさま、お疲れさまでした!

 

 

 

おまけ(リストバンド地獄変

waltz’19を満喫した私はホテルに戻り、手帳に書いたライブの感想メモをまとめたあと、就寝の準備を行う。しかし、ここである一つの問題に直面した。

 

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あ、そうだ。(関係者用の)リストバンドを外さないと。

指に力をこめて、紐を解こうと試みる。

 

外れない。えっ、硬……!

 

歯で噛み切れるか?いや無理だ、硬すぎる。

え?外れない……え?今深夜1時だぞ……?

客室を見渡し、何か使えるものが無いか探すも、何も見当たらず。

困った……いや、待てよ。そうだ、フロントにあったぞアレが。

逸る気持ちを抑えながら、1階に降りる。

このホテルはアメニティがフロントに設置されているタイプだったので、

その中からあるものに手を伸ばした。髭剃りだ。

客室に戻り、慎重に髭剃りの刃をリストバンドにあてる。

刃をスライドするも、切れる気配はない。

プラスチックの部分がガードしているのだ。

 

この部分さえ無ければ……。

 

締め付けられた手首の影響で心に余裕を失った私は、髭剃りを手に持ち洗面台へ。

迷う事なく、洗面台に髭剃りを打ち付ける。プラチック部分が砕けた。

 

やった……。

 

剥き出しになった刃が指に接触してしまうことを恐れ、柄の部分を口で咥え、

リストバンドを刃に運ぶ。ゆっくり上下に動かすと、確かな手ごたえがあった。

多くの人が寝静まる時間帯、岡山という慣れない土地で、

まさか私がキルビルのバド戦と同じ方法で紐をカットするなんて。

 

観ていてよかった……キルビル

 

ブツリ、と紐が切れ、ようやく私のwaltz’19が完全に終わった。

深夜2時のことだった。

 

後日、近さんに『リストバンド外れなさ過ぎ問題』を尋ねたところ、

 

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とのことだった。なんだと……!?

チケット購入者・ライブ関係者の『証明』となるため、むしろ簡単に外れてしまったらトラブルの原因になってしまうとのことだった、危ねぇ!

途中退場や再入場不可といったケースもあり得るとのことなので、次回付けることがあっても、きっちり締めることを心に決めた……が、次は100均でハサミを買い、部屋に置いてからライブイベントに挑む。

 

絶対に。

 

 

終わりです。

 

 

書いた人:小田急線(@odakyusendayo)

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感謝:waltzの出演者さま・デスペラードスタジオスタッフ様・観客の方々・近様・友人